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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

なぜ底辺層は事件を犯しやすいのか

底辺日記

ども。底辺くんです。

最近40代前後の無職の人の事件が多い。もちろん、それは報道されている範囲なので、50代以上の事件もたくさんあるわけだが。では、なぜそういった底辺層は事件、特に傷害や強盗などが多いのか。

ネットでは「また無職のクズだ」「人に鉄槌を下す前に自分の状況なんとかしろ」とか、「そんな事する暇があったら働け」「一人で死ね」とか言われる。

そう、そういった事を底辺層は他人に言われないでも毎日自分で思っているのだ。自分を責め続けている。追い込んでいる。しかし、どうしたらいいかわからない。一歩の出方がわからない。しかし表層の情報だけは入ってくる。自分はクズだ。自分の人生は終わった。職の空白期間と年齢を考えると自分は社会には必要のない存在だ、と。

親と暮らしている人は更に自分を責める要素が生まれる。もちろん、表面上は親に甘えているようは発言をするが、「このままじゃダメだ。でも、どうしたらいいかわからないし、ニートの期間があると世間からはクズ扱いだ。」と思っている。

40代まではそんなに毎日運動しなくてもまだまだ体力がある。つまり、働く事ができるし勉強も出来る。そんな人達を無視するのはもちろん、社会なのだが、社会批判はここでは置いておいて、精神パワーは自分を責め続けている。体力はある。そんな底辺層はちょっとしたきっかけで内向きにずっと責め続けているパワーが外に向く。

例えば、先日も書いたが、自分の環境(中年層)に社会は厳しいのに老人は恵まれている、とずっと考えている人は、自分への責めが究極に達すると外に向き、ふっと老人を襲ってたかが5000円ほどでも強盗したりする。突発的衝動にかられるのだ。

守るものが無いから、なんでも出来るのだ。自分も世間も「今のお前はクズ、人生終わった」と言っているわけだから。

もちろん、最近の3、40代のIT系の創業者とかはよくこういった人達で犯罪があると、Facebookで叩く人がいる。まあ、クズ扱いするのは一緒なのだが、「期間を無駄にするのではなく、未来にいかせ」「死ぬ気があれば、何か出来る」とか言う。なぜ彼らはそう言うのか。それは彼らは自分たちも同じ経験をして、現在会社を経営している、という自負と自信があるからだ。これが大きな間違い。

突発的犯罪をしてしまうほど追い込まれている底辺層の事を全然わかっていないのだ。そもそも、表面的に同じ経験でも中身は人間によって全く違うということをある程度大人になると忘れてしまう人が多い。典型的なのが兄弟を見ればよく分かる。かなりの期間同じ経験をしているはずなのに、性格も選ぶ職業も全く違うことが多いではないか。これが他人であれば同じなどないのだ。ホームレスから社長、とかニートから社長とか。文字面だけ見て判断する事など出来ないのだ。

庶民の給料は上がらず、ますます日常品は値上げ。これで消費税10%になったら更に底辺層は増えるだろう。つまり、突発的犯罪も更に増えていくこととなる。通常、こういった傷害事件は子供や女性などの弱者に向かう。

そろそろ、底辺層を更に追い詰めることを止めないと、社会がひどいことになると思う。