底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

最近AKBグループへの熱が冷めてきた

エンターテイメント業界ですから。大体のB to CのIT系は。昔からとりあえず新しいモノはチェックする癖があるわけですよ。で、AKBも秋葉原48としてスタートしてからずっとチェックしてたわけ。で、ずっと見ているとやはり好きになってしまうのがAKB。さすがにビジネス面からの視点はずっとあるので、握手会にハマるとか、推しメンに夢中になる、ということはなく、基本DD(だれでも大好き)で、でも研究生の名前も全部わかるぐらい好き、という感じだった。

そんなAKBが大きく転換したのはやはり前田敦子がいなくなってから。AKBのセンターとして、顔としての活躍が不器用すぎて前田が出来なかったことを大島優子がこなし、指原莉乃がセンターになったことで一気にそれは加速した。この時からAKBグループに違和感を感じはじめた。まず、メジャーになったことで、楽曲の歌詞がしょぼくなった。そして、意味のないタイアップ等が増えてきた。いかん、このままではAKBが金の亡者達の食い物になってしまう。なんとかしたいなぁ、と思った矢先、AKSへの就職の斡旋が紹介会社から来た。これは天命だと思ったね、その時は。

結果は書類で不合格。マジか。一般応募と違い、表に出ない求人なので、紹介会社の営業マンに色々内情(ここにはもちろん書けない)を聞いていたこと、今までの業界経験。そして、落とされた逆恨み?そんなこともあって、その時から一気にAKBグループへの熱が冷めてしまった。

清濁併せ持つことなどこういった業界では当然で、自分もそういうことをやってきた。ただ、なんというか、最近のAKBグループはその圧倒的立場を利用して、濁の部分がやり過ぎな気がする。具体的にはまた今後書くとして、少女達の時間とそれを動かすおっさんたちの時間は明らかに違う。人はまず自分の人生を一番に考える。おっさんで結婚していて、子供がいれば自分の子供、家のローンの返済、自分のキャリア。通常のおっさんには色々ある。そういったことを捨ててまず仕事に打ち込む、という人はほぼ皆無。もちろん、ライフワークバランスは大切なことなのであるが、日本人の場合、人生の幸せの基準が相対的なものであることが多いのがやっかい。誰も動かしたこと無い金を動かす、人より給料が高い、いい車にのる、等。なので、欧米がいうライフワークバランスなど出来ず、ライフのためにワークを利用する、といういびつなバランスになり、それによって既得権益者は増え、産業は衰退する。

なんとなくこのままいくとAKBグループはやばい気がする。まあ、私には関係ない話だけど。