底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

乃木坂46の松村沙友理ヤングジャンプグラビア担当者との不倫記事について

乃木坂がついに一般人への浸透(メジャー化)へ向けて動き出したな、と。普通のスキャンダルだとまだ乃木坂の知名度だと弱い。そこで不倫、というのはネットでの食付きがよく、特に男が妻帯者で女性が独身だと不倫をしている男性よりも、自由恋愛の独身の女性の方に矛先が向くことが多い。乃木坂に興味が無い層でも、不倫というだけで騒ぐ層にはリーチが出来て、ファンは間違いなく結束する。最近よくある手法。

 

普通に考えてみてほしい。昔のAKBは数年売れず、未来も見えず、メンバーもド素人。客はおじさんヲタばかり。そりゃ年頃だもの、異性関係が発覚することもある。しかし、今は違う。AKBG(乃木坂も含む)の人気は飛ぶ鳥を落とす勢い。スキャンダルが発覚した場合、どうなるか。ネットの進歩もあり、その道に進もうとしていう子はプライベートに細心の注意を払っている。一般人でさえ、不倫をしている人や二股をかけている人などはものすごく生活態度、デート等には細心の注意をしている。まだネットが普及していない時代の不倫カップルを歌った槇原敬之の歌にも、並んで歩くことが出来ないことを嘆く歌詞があったぐらい。そんな大昔でもそんな感じなのに、スマホて高画質で誰でも写真が撮れる中、わざわざ路チューするようなトップアイドルなどいるわけがない。

 

すべてはプロレスと同じ。筋書き。ただ、やらせ、とは違う。あくまでも筋書き。

こうやってメディアを利用してユーザーを揺さぶる手法を取るのは最近芸能界でやたら目立つ。それだけメディア枠が減って競争が激化している、とも言えるが、一般人がメディアと権力者の思うがままにされるのはなんか腹が立つ。

 

芸能人と関係者だけがメディアを利用するのではなく、アメリカのように、一般人だってメディアを利用することが出来るようになれば、パパラッチという新たな職業も生まれるし、その受け皿のメディアも生まれるし、現在のメディアを利用する既得権益者側の一方的な報道も防げる。雇用も生まれ、市場も生まれ、ある意味ジャーナリズムも生まれるかもしれない。

ま、日本では当分無理だとは思うけど。