底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

乃木坂46のカップリング曲、「遠回りの愛情」がびっくりするほど良曲

昔のAKBの曲みたい。歌詞と曲の切なさが抜群にマッチしている。こういう曲を作り上げてしまうことが秋元康を否定出来ない所以。

とにかく、歌詞と曲が見事に融和しているのだ。大事な人と別れた経験がある人はその時のことを思い出すだろう、というか、思い出すような曖昧かつ象徴的な言葉が多くて、つい、当時を思い出してしまい同化してしまう。

そして、その歌詞に見事に合った曲。王道のポップス。特に目新し変調があるわけでもない。だからこそ、普遍的な恋愛の感情が突き動かされる。編曲も見事。

恋愛は老若男女、本来は響くものである。しかし、人は年齢を重ね、地位、権力、家族を得ていくうちに左右もわからない恋愛感情は忘れていってしまう。そこを金にまみれていても突いてくることが出来る秋元康。悔しいが、やはり現代の天才なのか。