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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

小渕優子氏の経産相辞任をマスメディアが必死に擁護する件

単なる日記

日本の事よりも支持地域の既得権益者の為に働く世襲議員小渕優子氏の大臣辞任について、キー局でコメントする政治評論家さえも、「小渕氏は知らなかったと思いますよ、ただ、監督責任はあると思いますが」的な発言をして、彼女は実質悪くない的なイメージキャンペーンをしている。驚く事に、どの局、どの立場のコメンテイターもほぼ同じ事を言うのだ。普通の社会に生きている人ならわかると思うのだが、人が3人以上集まれば、ある事柄について同じ意見になることなどほぼ無い。それがテレビではどうだろう。立場的にも政治評論家、エッセイスト、タレント。年代もバラバラ。そういった人達が同じ意見になることなどありえない。そう、擁護しているのだ。もしくはそう指示されている、と考えるのが普通。というか、それがコメンテイターの仕事、とも言える。あの人達は解説者ではない。コメンテイターであり、Newsは嘘を流し放題、というわけにもいかないが、コメンテイターが個人の意見を言うのは公共の電波でも妨げることではない、というのがポイント。劇的な効果があったらノーベル賞モノであるはずのサプリメントのコマーシャルで、素人が「すごい元気になった」とか「痩せた」というのとまったく同じなのだ。それなのに、情報、ニュース番組だとなぜかそういった「個人の感想です」的な発言で左右されてしまう人が多い。

実際、小渕氏についてはネットでも擁護する人がちらほらいた。また、子どももいる女性であることから、同じ女性からは、期待をしていた、とか、辞める必要ない、とか、このタイミングでのリークは、気に入らない女性を蹴落とす政治家同士の足の引っ張り合いだ、など言う人もいる。

まず、大事な事は報告書虚偽記載、もしくは公職選挙法違反、という逃げ場の無い違反を小渕氏がしていた、という事。それがどのタイミングであっても関係無い。違反をしていなければよかったのだから。そして、小渕氏が知らずに配下の人が勝手にやって事、と思っている人。そういった事が本当にある、と思っているのであれば、その人は余程仕事が出来ない人、という事になり、議員になど向いていないということを認識すべきだ。通常、会社のマネージャー職になればわかると思うが、数字はかなり細かくチェックをしなければならなくなる。実際の会社でも確かに数字を管理しない管理職はたまにいる。しかし、そういった人はやはり結果を出さずに退職する事となっている。稀に側近が優秀でその人を支える、というパターンもあるが、小渕氏の場合はそれさえも当てはまっていないので、つまり、小渕氏が管理していた事となるのだ。そもそも世襲議員で幼い頃から帝王学を学んでいるような人が、なぜ会見で本当の事を言う、と信じられるのかが不思議。詐欺師のような政治評論家は「あれは小渕さんの本音が出ましたね」と擁護のネタにしていたが、それも計算&おまえら、ここで擁護しろよ、という無言のアピールでしかない。そこを汲み取って擁護するのがマスメディア&コメンテイターの仕事。

あと、旧態依然とした会計システムが変わらないから、いつまでたってもこんな事の繰り返しになる(政治と金)、という話だが、民主が考えた「社会保障と税一体化法案」の骨子が自民党案でほぼ覆った事を考えれば当然わかる事かと思う。日本にとって有益で、表向き正義、と思われる事よりも自分達と支持者が儲かる事が優先だから旧態依然なのだ。そんな事だれだってわかっている、と思っていたら、意外とそうでもないのが不思議。選挙権があるのに、安易に票を入れたり、投票に行かない人達がそういった体制を維持している。

マスコミに左右されるのは低層脳である証拠。そういう覚えがあるのであれば、まずは複数人が同じ意見を言った場合は「おかしい、こんな事現実社会ではありえない」という事実を認識することから初めてみては?