底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

矢口真里が復帰したわけだが

ネットで文句を言っているのをまとめると

①不倫をしておいて、どの面下げて出てくるんだ

②全然真相(内容)を話していないじゃないか

 

というのが大方の意見。

まず、①。

私の周りの年収がピラミッドの上位に位置する人でも「女性の浮気は嫌」という人がいた。男はOKだとのこと。これはそういう信条なので別にいいのだが、世の中にはなんとも思わない人(私)みたいな人もいる、ということ。そういう多様性が社会なので、その社会をのっぺらな一つの考え方だけで塗り固める批判というのはちょっと程度が低い。自分の視野が狭い、と公言しているようなものだ。で、②。

犯罪を犯して警察の取り調べを受けているわけでもないのに、なぜ真相を話さなければならないのだろうか。そんな義務もなければ、実際に話したところで、それが真相とは当人以外誰も判別出来ないのだから。「これが真相です」と言った所で、「嘘言うな!自分を守りやがって!」と、さらに炎上の燃料投下のネタになるだけ。そもそも、世の人も何かあった場合、すべて真相を話す事などあるのだろうか。嘘はついていないが、すべては話していない、という事は結構多い。「私は何かあったらいつでもすべて話ししています」という人が日常でいたらそれこそ嘘つきだろう。必要嘘は絶対にある。彼女はタレントなのだから、あれが正解。この手法はすべてのタレントのスキャンダルに通じる。誰も真相など話していない。

ということで、法を犯していない限り、人の非難とは難しい、ということね。