読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

高速道路の逆走事件は老人が問題なのか

高速道路の逆走事件を起こす人の6割が65歳以上で、そのうち3割が痴呆の老人だとの情報見た。PAの出口で間違えて逆に入ってしまうのが最多との事だ。これだけ見ると、判断力が弱まっている老人がまた問題を起こしているが、有権者として力を持っている層の為、政治家は何にも対策しない、と単純に考えてしまいがちになる。また老害か、と。果たしてそうなのだろうか。

 

痴呆老人は問題外だ。たまたま車の問題だが、社会問題でもある。問題は残り4割の65歳未満。これは現在の免許証所持者の年齢分布を考えると妥当な割合なのではないだろうか。つまり、全世代に渡って、逆走行になりえる危険性があるのではないだろうか。

 

私が思う原因は相次ぐ巨大PAの拡充である。既存の場所でおしゃれに拡充したPAなどは高速に乗っていなくても入れたりする場所もある。そのため、入り口、出口とも無理やり出来ている場所もあり、なぜか一旦高速の上を渡らなければならない場所もある。私は間違えた事は無いが、どこが出口だろう?とぐるぐる回った事は数度ある。夜だと巨大PAの駐車場の端は暗く、方向感覚を失う事もあるからだ。であれば、初心者や目の悪い老人などは間違えてしまう事もあるのではないだろうか。

 

高速道路の逆走事件を単純に老人問題として片付けるのでは無く、巨大PAで夜でも本当に誰にでもわかりやすいナビゲーションが徹底されているのか。マスメディアではちっとも検証をせずに老人問題にしたいかのような勢いだが、私は実体験上これは道路公団のPA設計の問題が大きい、と思っている。

 

マスメディアで叩かれる事は決してない企業なのでそういった検証が公でされる事はないと思うけど。