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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

濱野智史の発言に違和感

MXの朝の情報番組「モーニングCROSS」。この時間帯は他局はグルメ、芸能ニュース、つまらない企画コーナーばかりなので最近見るようになった。この番組ゲストが発言をするコーナーがあるのだが、今日、スマホいじめについて濱野智史

「アイドルを経験するのは良いことだと思うんですね、社会人と学生の中間みたいな」

と発言していた。こいつ、マジか、と思った。こんな人間が社会学者、批評家を名乗って公の場で発言しているかと思うとゾッとした。

 

モーニング娘。までのアイドルは水着になる事はなく、まさに夢を売る存在であった。しかし、AKBが現れてアイドル業界は一変する。高校生から水着は解禁になり、中には中学生になったばかりのメンバーもキャミソールでグラビア撮影をする。アイドルとしての夢だけではなく、若い性を売り物にする事に躊躇が無くなったのである。

なので、本来、性の対象であったグラビアアイドがAKBに駆逐される事となる。処女性を尊ぶ幼稚性と相まって、この現象は加速していった。

そして、数多くの地下アイドルが生まれ、皆AKBの後追いをし、会えるアイドル、ファンと近いアイドルを売りにしている。彼女達はミニスカートになま足、へそ出しコスで同い年ぐらいの少年から中年男性にまでその「若さ」という外見を売りにする。そして、アイドルグループは女性であり、性も売りにしているのだ。

 

まだアイデンティティも確立しないうちに、自らの性を売りにする事を覚えてしまう事は果たして少女達に今後どのような結果をもたらすのだろうか。その部分の考察無しに手放しで若年層にアイドルを進める事は危険過ぎるのだ。

実際、母数の問題もあるが、元AKBからAV行き、という数は決して少ない数ではない。AKBの卒業メンバーの篠田麻里子前田敦子達はまだ若い。つまり、AKBが作ったアイドルブームの子達はまだ成長しきっていないので、どのような結果になるかまだわからないのだ。

 

中高生で買春やそれに近い形で金を得る経験をした子は大人になるとJK、JCブランドが無くなった=自分の価値が無くなった、と感じてしまう子が多いと聞く。なので、自分の価値を取り戻すべく、風俗やAVの世界に行く子が多くなるという。では、男の欲望の目線の中、アイドルを演じる年端もいかない子達はどうだろうか。もちろん、AKBGの中でも選抜入りするぐらいの子であれば経験も段違いだが、1000以上あるアイドルグループの子達はただ、男性に性を売るだけだ。

 

ここで、アイドルの王道を行くグループもあることに言及したい。そういったアイドルグループは女性ファンが多い。中にはコンサート会場の5割が女性という事もある。そういうグループは時代の流れで水着にはなるが、それを売りにしていない。幼少期に水着になることもない。

 

今、AV嬢は面接で落とされるぐらい、外見のランクが上がっている。ちょっとしたグラドルに負けない程のスタイル、アイドル並のルックスの子が多い。それはなぜか、という事も考えないとならない。学生時代に間違いなく男性に人気があるレベルの外見の子がなぜこぞってAVに出るのか。この子達のルーツはどこにあるのか。

 

まだ年端も行かない子にアイドルという、年齢と外見の性を売る仕事を進めるのはやはりロリコン社会の日本では怖い事であり、そういった発想が女性蔑視社会の根底の一因になっている気がしてならない。多くのアイドルの子たちは自分達が使い捨てであることを認識して活躍するわけで、それはJC、JKビジネスとなんら変わらないのだ。

だもんで、社会を多角的に考察すべき立場であろう人間が既存のアイドルファンであることは別にいいと思うが、アイドルになることを進めるのはいかがなものか、と思った次第である。