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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

ルミネの問題CMが想像以上にクソだった件

芸能

ちょっと前になるが、ルミネのCM女性蔑視だ、と炎上しており、CMは一日で中止になった、というニュースがあった。このご時世、こういった事は頻発しているので、さすがに重箱の角を突くような内容なんだろうなぁ。と思って実物はチェックしていなかった。で、今日何となくチェックしてみた。どれだけ斜め上からの指摘なのか、今のネットの雰囲気をチェックする為だ。

 

もう、びっくり。完全アウト。内容は全く昭和だった。まさか、この時代にこれほどバカなCMを流せるとは。

CMは前半、女性蔑視発言を繰り替える男性サラリーマンと女性の同僚から始まる。そして、女性ウケする同僚とすれ違い、その男性サラリーマンは更に女性蔑視発言をする。

ここまでは良い。こういった人種は今でも山ほどいる。これが今の日本の民度だから。問題はその後。言われた女性は心の声で「最近サボってた?」となり、「変わりたい?変わらなきゃ」とナレーション。ルミネも変わる、と締めくくられる。

あり得なさすぎる。呆れてため息が出た。外見が男ウケする女性にセクハラ発言を受けた女性側が寄せていこうとする事を良しとする、なんて。昭和のおやじの発想。もしくは未だに女性を下に見ている男性の考え方でしかない。もし、これを現代風に考えると、前半はこのまま。後半はセクハラを受けた女性が「ふざんけんな!絶対見返してやる!」と仕事でコテンパンにするシーンが入り、別パターンですれ違った男ウケする同僚女性が裏で「ふ、バカな男。いやらしい目で見やがって」と悪態を付く。両方とも、締めは「私は私の為に綺麗になる」。こういった感じだろう。

 

問題は、このような昭和のCMを作る経営陣だ。CMを取り下げる事よりも、こういった発想を良しとする人達が経営する会社のヤバさだ。JR東日本の連結で殿様商売をやり続けた人達が仕切っている会社である、という事を露呈した形となった。多分、現場の若い人達はこのCMの問題点など最初からわかっていたはずだ。それでも制作し、流したのはルミネがセクハラ発想のオヤジが仕切る会社である事を世間に知って欲しかったからだと思う。ただ、それでも多分この会社の体質は変わらないだろう。JRからあぶれた中高年の受け皿として役割も果たさないとならないからだ。今回の件で誰も罰せられる事は無いし、これからも体質は年代が変わらないと変わらないだろう。

 

今の日本の企業体質を象徴する事件であるが、このCMをおかしい、と気付く庶民が増えた事は多少女性問題のリテラシーが向上しているのかも知れない。