底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

ユーチューバーの広告にうんざりだが、モデルとしては素晴らしい。

私も腐ってもIT系。サーバー維持等、無料サービスの厳しさは知っているつもり。なので、Youtubeに広告が入るのは仕方ないとは思う。ただ、最近あまりにも酷い。飛ばす事が出来ない広告も増え、その30秒を待つのが嫌なために見ようと思った動画を見ない事が増えた。

これはターゲティング広告のせいだ。私のログイン情報を探り、年齢にあった広告を流す。ただ、日本で中年相手に垂れ流しに出来る程潤沢な広告費を持っている業界はサラ金(ヤクザ)と組んだ弁護士事務所とサラ金を吸収した分離の法律が意味を成していない銀行系ローンのCMが多くなる。しかも飛ばせない。業を煮やしてログインせずにYOUTUBEを見始めた。

すると、今度はトップ画面に日本人のユーチューバーと呼ばれる人達のプロパガンダばかりになった。検索して見たい動画については多少広告比率は下がったのだが、それでも何気なくYOUTUBEのトップにいってしまうと、そこにはユーチューバーだらけ。私よりも一回り以上若い見たこともない一般人が、一般人の水準の外見なのに、更に変顔をドアップにした静止画像を動画のスタート画面にしている。時には、最初のYOUTUBEスタート画面が何の思い入れもない一般人の変顔(それもほとんど同じ人物)で埋まる時がある。

 

これは苦痛だ。苦痛すぎる。しかし、ふと考える。この気持ち悪さ、嫌悪感は通常の成人であれば誰でもわかるはずだ。であればなぜこのような事をgoogleがするのだろうか。

そう、それはログインをさせ、ターゲティング広告を有効化する為。一人あたりの広告費単価を計算すれば、この気持ち悪い顔で画面を埋め、嫌悪感でログインして消す事での収益を考えれば、このユーチューバーが年間数千万の収益を上げようが、それを上回る利益率になるのだろう。しかも、たかが数名の気持ち悪い人達を多く選んでピックアップする事によって、持ち出しは1億以内に収まると思われる。しかし、それにより広告効果(彼らがピックアップされ、メディア露出する)は数億単位だし、それでYOUTUBEを利用する一般人も増えてトラフィックが上がれば広告収入が増える。しかし、ターゲティングの方が広告単価が高いからログインさせる為に気持ち悪い顔UPで埋めるトップ画像を作る。

まさにポジティブフィードバック。google、ユーザー、ユーチューバー。三つ巴で得をする構図が出来る上がるわけだ。

 

そこに乗るのは悔しいので、私は未だにログインせずに気持ち悪い顔の一覧を見ている。非協力的でごめんなさい。