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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

ドラマ「ラストキス」の永尾まりやとマスカットナイト

最後に必ずキスをするドキュメンタリータッチのドラマ(雰囲気的にはテラスハウス的な感じ)があり、それにAKBを卒業したての永尾まりやが出演していた。AKBGのDDである私からするととても違和感があって見ていられなかった。完全なドラマならなんともない。下手にドキュメンタリーっぽくしているのが問題だ。いったいこの感情はなんだろうか、と思っていたらその番組にゲスト出演していた指原莉乃が別番組で感想を言っていて、一字一句覚えていないが、「多分、私はファンの人を同じ感想だと思う。なんか友達のそういった所を見ている感じで・・・」的な事を言っていた。つまり、とても楽しむ、という感じではない、という事を言葉を選びながら伝えていたのだ。つまり、ある程度相手の人間性(もちろん、ファンは本当の人間性を知っているわけではないが)を知っていると、その人の性的な部分を拒否するわけではないが、それはプライベートで勝手にやってくれ、という感じになり、エンターテイメントとして成り立たないのではないか、という仮説が立つ。

で、題材は変わるが、「マスカットナイト」というTX系の深夜番組がある。ほとんどがAV女優で構成されたグループ、恵比寿マスカッツの番組だ。最近のAV女優は外見がモデルとほぼ変わらない。その中で副キャプテンとして活躍している川上奈々美とかなり美人でぶりっ子キャラの小島みなみのAVを見てみた。

これがまったく性欲として興奮するどころか、むしろ悪いモノを見ている感じになって見ていられないのだ。テレビで頑張っている彼女達の方を先に見てしまった為、その性的な部分が受け入れられないのだ。ん?これは永尾まりやの時と同じ感情なのではないか?

AVの素人モノで冒頭でインタビューがあるものがある。初体験の年齢、相手、場所等の典型的な質問であり、それは見る人間の想像を勝手を掻き立てるプロフィールとしての役割を果たす。ではこのインタビューの所でそういう性的な質問とは関係ない人間性、人となりを表すようなエピソード、体験談など話されたらどうだろうか。もちろん、そんなAVは無い。

つまり、性的な部分とは相手の人間性を認めてしまったら恋愛感情でない限り、容易に踏み込める所ではないという事。極端な例をいうと自分の両親のSEXを想像出来ないし、したくないのと同じ。

ここでもう一つ疑問がわく。冒頭のドラマは永尾まりやの事をまったく知らない人にとっては楽しめるドラマだったのだろうか。いや、まったく演者にファンがいないのであれば起用も無いだろう。つまり、制作する側にこういった感情とは無縁の人がいるという事になる。これが面白い、と思っているのだから。

 

相手の人間性を知った上で性的な興奮を覚えるかどうか、性的な部分を直視出来るか。例えば友達や知り合いのSEXシーンを見たいと思うかどうか。この「ラストキス」というドラマが作られている以上、もしかしたら私や指原莉乃の方がマジョリティーではなく、そんな事は関係なく興味を持って見る事が出来る人々の方が大多数という事なのだろうか。確かに、最近アイドル化しているAV女優の世界ではアイドルと同じく、握手会や撮影会などでファンとの交流イベントがあったりする。そこで素とは言わずとも、AVの中とは違う人間性の部分を見たとしても、ファンはAVを見るわけだ。

 

いったい何が正常で異常なのか。そもそもそんな判定さえも必要ないのかもしれない。ただ、私は人間としてやはり性的な部分に人間性も入れて考えていきたい。それが興奮する材料が減ったとしても。