底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

モーニングクロスという番組で

MCの堀潤氏が

「年収300万ですよ!?それでいいのか、という話ですよ!?」

と言っていた事が耳に残った。

朝は情報としてテレビを垂れ流しにしているので、どのような話をしていたか、はうろ覚えだが、アベノミクスの評価でデフレ脱却で給料UPで、的な話だった気がする。

 

年収300万・・・。

昔の自分だったらクソのような数字だが、全然そこに届かない生活をしているので300万あれば色々出来るなぁ、と思ってしまった。

つまり、これが底辺にいる人間の発想。堀潤氏にとって300万円は安い金額なのだろう。しかし、その数字が平均値で出る時はその数字よりもはるかに安い年収の人達がいる、という事だ。高い人達がずば抜けているのでどうしても数字上そうなってしまう。

なんかショックだった。確かに現実、今この底辺から脱する手段を模索してはいる。こんな年収のままで満足などしていない。金を儲けたいという事や以前のような生活をしたい、というわけじゃない。大学時代よりも貧しい今の生活は異常だと思うし、その時よりも税金として徴収される額が大きいのも問題でもある。しかし、それは私自身が思う事。それを他人から「そんな安い金額」的に自分よりも全然多い金額を指して言われてしまうとやはりちょっとショックだ。

 

なるほど、まだ私には底辺でいてたまるか、という悔しい気持ちや野心があるという事か。

ストレスをためないように、今の自分を受け入れて目先の刹那的な快楽を一切捨てて今までやってきたが、そろそろスタート出来るぐらいに気持ちが整ってきたのかもしれない。