底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

三浦春馬さん・・・

人の「幸せ」の要素の具現化って結構単純だったりする。ランプの精に3つの願いを叶えてあげる、って言われたら何を願うだろうか。まず大金。そして完璧な外見(異性対策)。そして今現在年齢差別を受けている立場なので若さ。大概な人はそんな所だろうか。人によっては更にカリスマ性とか何かしらの才能を求める人もいるかもしれない。

つまり、三浦春馬さんはそうした庶民が魔法を使ってでも叶えたい幸せのすべてを持っているのだ。しかし、自殺をしてしまう。

大金と知名度といえば、著名な映画俳優などのハリウッドセレブは比較にならないレベルだが、自殺はもちろん、うつ病になったり、薬物のオーバードーズ、アル中に苦しんでいる人も沢山いる。

つまり、人の幸せとは「幸せの条件」で決まるほど単純なものではない、という証明でもある。

逆に不幸については人それぞれのバリエーションがある。他人にとっては理解の出来ない領域で苦しむ。そこに寄り添う事ができる人間になりたいが、それが出来たところで先の「幸せの条件」を持っていなければ世間からは見向きもされない。

 

人間の社会で生きる、生き続ける事ってかなり難しい。