底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

「昨夜のカレー、明日のパン」を見て

タレントのRT系で感動した、とか良かった、とかが多かった。

でも、底辺から言わせてもらうと、すげーリア充(死語)なドラマでびっくりした。このドラマで、みんなもがいて、がんばって生きているんだ、と思うような人がいたら、それはもっと下を知らないから言えること。

前に進むでもなく留まる、ということは、留まる場所がある、ということ。実際、ドラマ内でもとどまっている人は場所がちゃんとある。

実際の底辺はその場所さえもない。というよりも、留まりたくない、なんとかしたい、

ともがいて独り壁にぶち当たっているうちに疲弊し、留まることも許されない立場になってしまったり。そのうち、一歩も踏み出せなくなったり。自分を消すことしか考えることが出来なくなったり。

こんな全員が幸せなドラマなんて見たくない。底辺の自分の現状がまざまざと突きつけられるから。

世の中、幸せな人多いんだね。思ったより。