底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

権利を振りかざして何が悪い?

やっぱり書く。
妊婦が権利を振りかざして何が悪いのだろうか。
時代が違う。今、ウェイトを付けて平均を考えると平均年収は300万以下。つまり、共働きじゃないときつい世の中。でも仕事がある都内の公立保育園はマンパンで高い私立に入れざる負えなかったりする。それでも深夜までは見てくれない。じゃ、貧乏でも幸せならと思えばいいか。そうもいかない。いじめだけの問題じゃない。金持ちの親との差が開かないようになるべく努力しなければならない親も多い。
そんな世の中で子供を産もうとするのだ。私が住んでいるような金持ちばっかりの区なら別だが、本来そんなことはない。

そんな中、母親が妊婦であることの権利を振りかざして何が悪いのだろうか。手厚い保護を受けている老人はその権利を振りかざすどころか、バスの無料等の権利を獲得している。数年で死ぬにもかかわらず。

これからの未来を生む人達がせめてもの身の保護の権利を振りかざすことになんら問題もない。当たり前の権利だ。

態度が悪い人については、妊婦の問題ではなく、その人の教養の問題であり、妊婦とは切り離して考えるべき。

選挙という世の中を変える事ができる権利を有しながらそれを行使しなかった結果が今の時代。自民党の長期政権が招いた結果。

選挙権のある人はその結果と現実を鑑みて、妊婦の権利を認めなければならない。それは未来への希望であり、彼女らの態度は未来を考えずに現世の自分だけしか考えなかった大人達への報復なのだ。

私は子供を乗せたママチャリに歩行中にぶつけられようが満員電車でベビーカーではなく、バギーで乗ってこようが、超混雑している中でバギーにぶつけられてそのまま知らんぷりされようが、なんとも思わない。あれはこのような社会を作ってしまった大人の一員である私への報復なのだから。

なんとか自民党は避けているのだが、本当に申し訳ないと思う。一票が弱すぎる。