底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

未だに安倍政権、っていうか自民党支持する人がいるのが不思議。

ネットの話でね。未だに安倍政権を支援する、という人はネットで他人を口汚く罵るのが特徴なので、低層地域の人達であることは想像出来る。それでも、さすがに情報社会の中で、分析すればテレビのコメンテイターが言っている事も、ニュースも嘘が流れていることに気づくと思うのだが。

ただ、私は知っている。経済的ではなく、頭が低層地域の人達は自分が信じた情報以外は受け入れない事を。そこの理論は本人にとっては正当なものであり、現実を突きつけて矛盾をついても絶対に認めない。

 

例)消費税増税について

 

低層脳:消費税増税は自民じゃなく民主時代に決めたモノ。だから安倍政権のせいじゃない。アホな民主が増税を決めたのだ。

私:嫌、民主が出した社会保障と税一体化法案は消費税を増税する代わりに所得税等を減税し、年金も高所得者は減額、自民が作って来た変えようの無いヒエラルキー社会を根本的に変えるモノだった。しかしそれは諸刃の剣。というのも、政治家のパトロンは基本富豪&権力者だからだ。なので民主内でも揉めた。自民はその隙を突いて、民主が崩壊する時期を逆算し、議論集結の時期を決めた。そして消費税増税だけを残し、そもそも社会保障と税一体化法案の骨子である減税、支給減額部分は強引に却下させた。単純な増税法案になってしまったのだ。しかも、後々のことを考えて、それを民主党政権時代に押し付けたのである。

低層脳:当時混乱していた民主が悪い。与党なんだからそんな自民の強行を止めれたはずだ。止らないのは民主がアホだからだ。

私:いやいや、先に言ったとおり、既得権益者層が主な支持者の政治家は政党とか関係なく当時の骨子に賛成出来ないわけ。日本国民の全体的な幸せよりも、自分達のために政治家やっているんだから。

低層脳:それは民主だ!やつらは韓国とつながって日本を売っていたのだ!

私:いやいや、今韓国関係ないから。消費税の話ね。今自民がやっていることは単純な増税既得権益者層が得するってだけね。

低層脳:景気回復している。結果は出ている。子ども達のために消費税増税はどちらにしていも必要

私:いやいや、8%に上がった所でも法案骨子が変わってしまって単純な増税になった事で、増税分は自民が今ままでやってきた失敗政策の補填に9割以上使われてしまった。10%になった所で、自民である限り、その割合はかわらないでしょう。しかも、新しい政策であっても、自民のやり方は階層を作って天下り団体を新たに作り、既得権益者が得する事ばっかりをしてまた負の遺産が増える事となりので、社会保障が拡充する可能性は低い。実際、8%に上がった時に、民主原案あった低所得者層への配慮は自民では1万円支給で終わり、ということになっている。永遠に増税は続くのに、たった1万支給だよ?自民のやり方、ひどくない?

低層脳:1万円でも貰えただけラッキーだろ。それも俺たちが払った税金なんだから。働かない奴になんか俺の税金一切使ってほしくないのだから。

私:いやいや、何も働かない人達だけが低所得者、というわけじゃないでしょ。

低層脳:それでも、そういった奴らも含まれているわけで。

 

永遠続く。ずっと平行線。

この議論の破綻ポイントは簡単。通常脳の人となら起きない。

怖いよね。低層脳。