底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

幸福実現党の政見放送を見てみた。

おおよそ大川隆法の信者以外には見向きもされないだろう幸福実現党。いったいなんで選挙に立候補しているのか、かねてから不思議に思っていたが、今のところ害は無いのでチェックする事はなかったの。ザッピングしていたらたまたま政見放送をやっていたので見てみた。

スローガンは「自由の大国」

訴えたい事は3つ。

1.消費税5%に戻す

2.教育改革

3.憲法第九条の改正を含め国防

という事だった。細かい理論は置いておいて、1は共産党と同じ、3は安倍首相を称える底辺層のネトウヨ対策で考えたのかしら。問題は2。

「平和や愛という、普遍的な宗教の理念を含んだ教育改革によって、イジメなどが無い学校」

言っちゃったよ・・・。これが一番やりたい事ね。あれだけ自由、と言っておきながら、教育だけは宗教理念を押し付ける、って。自己矛盾おこしちゃった。

 

最後の挨拶に、自由を謳歌出来る国の例で、「ローマや古代ギリシャ」って言っていたけど、どちらもロクな終わり方してないんだけど・・・。その例、大丈夫なのかしら。

これだけおもしろな内容でも立候補出来るくらい、支える信者がいる、っていうのがむしろすごい。学生時代、新興宗教に入ってしまった知り合いを説得した事があったけど、考えの大前提が180度変わってしまっているので、その上にある矛盾や考え方をいくら突いても意味が無かった事を思い出した。結局、本人が幸せなら別にいいんじゃね?という事にその時は落ち着いた。

 

現在の新興宗教信者の皆さんは、現世で幸せにすごせているのだろうか・・・。ちょっと潜り込んでみたいなぁ。