議論が出来ない人だ、とわかるネットの発言3つのパターン
最近自分の中で彗星のようにやってくるブームでツイッターに凝っている。で、社会的な事件があった時に様々な意見が飛び交うが、「あ、この人話し合わないな」という人達のパターンがわかってきたので紹介する。
悪魔の証明を使う
具体例
・嘘記事を書いている
とかく全て無かった事を前提にして相手を攻める。100%証明出来ない事を事実だと信じこむ事が出来る。そして、100%証明出来る、と信じている。このタイプは情報を多角的に分析する経験が無い。マスメディアや自分が勝手に盲信している企業家、自称ジャーナリスト等の話を鵜呑みにする。なので突っ込むと、「◯◯で言っていたから」という結論になる事が多い。
相手の人間性否定
具体例
・お前に言われたくない、お前にいう権利がない
問題に対する議論への参加自体をさせない、自分には権利があるが、相手には無い、
という根底にある差別主義が露呈するパターン。このタイプは人を肩書や属性、外見等で判断する。自己愛が強い。人間を枠でパターン化する。占いや性格判断も好きだったりする。
対象のすり替えによる攻め
具体例
・そんな事より、民主党は・・・、韓国内では・・・等
相手の人間性否定のプラス版。具体例を出して問題をすり替え、相手を非難する。このタイプは問題を議論する気がなく、ただ自分がムカつく事を言いたい。なので、どの議題であっても、「韓国、中国が・・・」と言ってくる。自身の考えに自信を持っており、それを押し付ける事は正義だと思っている。その歪んだ信念は生きる力でもある。
いかがだろうか。本当はブログタイトルを「仕事が出来なそうな人」としようと思っていたのだが、実はそうとも限らない。自民党議員だって不正を突っ込まれる時、「民主党に言われたくない」を頻繁に使うし、ブレストの必要がない仕事で、組織で多様な人間性をまとめる必要が無ければ現実問題、害が無いと思われるからだ。なので、この3つパターンを使う人でも議論が出来ないだけで、仕事が出来て家族がいる人も多いのだ。私の父親がまさにそうだ。
人間、難しい。