底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

渋谷ハロウィンについて

ハロウィンの意義とか内容とか。そんなのどうでもいい。日本ではレイヤーではない、一般人が参加出来るライトなコスプレイベントして浸透したわけなので。

問題はお祭り騒ぎによる弊害だ。大雑把に言えば治安やマナー問題。果たして今後どうすればいいのか。

そもそもお祭りとは日本の歴史を見ても危ない(治安の悪い)ものなのだ。昔の時代劇などでは、お祭りの日に夜道を歩いている町娘がレイプされそうになるのを主人公が助ける、というシーンは結構あったものだ。現在でも世界のお祭りではメインストリート以外の路地裏には入ってはならない、というのは常識だ。

ただ、ここは日本。リオのカーニバルのような治安の悪さには本来なるはずがない。では、目指すレベルはどこにするか。川崎のハロウィンパーティーレベル(一見マナーを守っているように見えるが、一歩脇道に入るとタバコを吸ってポイ捨てしている人が多くいる、というレベル)以上には渋谷という若者が多く集まりやすい場所では目指したい。というのも、たむろしてタバコをポイ捨てするのは中年以上が圧倒的に多いからだ。そのマナーのレベルを越えたい。

対策1:暴徒化問題

公式化して、イベントとしてスケジュールを立てる。現在の渋ハロは自然発生的に人が集まってしまっている為、誰も仕切る人がいない中、当然起きる無秩序、集団心理だ。4年前たまたま週末が31日だった時、渋ハロにはスポンサーがついて渋谷全体(クラブ含め)でハロウィンイベントをやった。その時は今年のような輩はすくなかった。なので、毎年31日はスポンサーを付けて公式イベントとして決まった時間に行う事で、暴徒化を防ぐ

対策2:暴徒化、マナー違反問題

期間中、路上飲酒禁止。もちろん、罰則を設けないと日本人は従わないので、一定期間、渋谷エリアの路上飲酒を禁止にして見回りのガードマンも雇う。酒を飲みたい人はお店に入らざるおえないわけなので、予算は渋谷の飲食店、区から捻出。

対策3:ゴミ問題

これは花火やキャンプ上等、人が集まれば捨てる人が絶対にいるわけで、渋ハロの問題ではない。ゴミ箱&ボランティア清掃を徹底するしかない

対策4:痴漢問題

これも、人が集まれば必ずいるので、痴漢を発見しだい、回りの人も協力して捕まえる、という雰囲気つくり(女性は断固拒否、笑顔でへらへらしない、周辺男性は発見次第捕まえる)という事を徹底すべく、事前に痴漢防止、発見、確保イベントをやってもいいかもしれない。

 

せっかく日本独自に発展してきたイベントだ。公式化して、外国人を多く呼べるイベントとして定着してもらいたい。渋谷区はそのための予算確保に動くべきだ。

 

公式化アイデア

腐ったりんご理論より、腐ったりんごに人が集まらないようにする必要がある。

 

暴れるたり、マナー違反をする輩系は目立ちたいわけなので、騒ぐ。それに便乗して発散したい人達が集まってしまう。なので、その腐ったりんごを孤立化させるのが大事であり、健全なイベントのキモでもある。

1:ハロウィンとしてのイベント性を取り入れる

子供も参加出来るような内容の、「トリック・オア・トリート」券の販売。参加各店で飲食、お菓子と引き換えが出来るようにする。子供が多く参加出来る雰囲気を作る。

2:インスタ映えエリアの設置

各エリアにコスプレ写真が取りやすいような場所の設置

3:マナー啓発イベントの実施

ゴミ捨て、痴漢、その他マナー違反。回りの目でそれらを防げるような回遊型イベントの実施。取り締まる方もコスプレをするなど、行政の介入はできるだけ防いだほうが荒れにくい。いつの世も行政(権力)が介入すると暴れる人が増えるものだ。なので、横の繋がりを作る

4:渋ハロ後援隊を作る

マナーを守って楽しむ人達にはその誓約と共に参加出来るSNSがあり、そのパスがある事で渋谷で遊ぶ時になにかしらのメリットが享受できるようにする。そのSNSアカウントにはポイントが付与でき、記念撮影やハロチケ回遊券の使用、ボランティア清掃などでもポイントが付き、横のつながりの強化によるマナー向上の雰囲気を作る。広告塔の芸能人はスポンサーにて。

書きながら考えただけでもこれだけのアイデアフラッシュ。出来る事からやって、自然発生の都市型お祭りイベントを金にして盛り上げるようにしてもらいたいものだ。