底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

最近色々考えた事、まとめ

ちょっと数ヶ月程精神的に病んでましたが。今は実際に病んでますけど。軽い(?)トピックをまとめて軽く。

 

岡村隆史さんのNHK番組降板署名について

別番組で先輩の今田耕司さんがこういった風潮を「失言で人間性を全部否定するのはいかがなものか」って言ってたけど、これこそ的外れ。誰も人間性を否定などしてなくて岡村さんがどういった人となりかなんてどうでもいい。公共の電波等で仕事をする有名な公人にはそれなりに責任があり、誰もが苦しんでいる災害時に女性蔑視発言は許されないという事。これは名優ケヴィン・スペイシーが無罪になったセクハラ疑惑だけでも降板になったのと同じ。いかなるセクハラも許さない、というのが大手企業の責任であり、スポンサーの役割。NHKのスポンサーは民衆なので降板を訴えた。差別大国日本でセクハラは許さない、女性蔑視は許さないという声が上がりはじめた。素晴らしい事。これに答える最初の局がNHKであり、アメリカの大手企業、放送会社のように「我々はセクハラを許さない」なんて声明を出して岡村氏をすべて降板させるぐらいの事をやったら社会は少し変わるんだけどなぁ。応えないし、問題の大きさもわかってないね。NHK

 

・上記に関係して・・・

最近、黙って我慢していた性的暴行からのサバイバーが声を出しはじめている。刑事事件では不起訴になったが民事では勝訴した伊藤詩織さんの功績はかなり大きいと思う。しかし、改正された法律では未だ被害者に不利だ。こうした弱者に寄り添う事が出来ない社会なのは多分日本人の根底に差別意識が無意識に叩き込まれているからだと最近思う。今は無くなったと思うが幼少時は男子と女子の色分けから始まり高齢者、年配者は敬え等。これは裏を返せば女性蔑視、年齢差別、パワハラにつながる。社会全体で差別を容認して体制(保守)こそが正義と叩き込まれているのだ。それにあらがって成長するのは自らの見識を広げるしかないんだろうなぁ。

 

渡部建さんの不倫事件

私は不倫は大人同士が行う事なので勝手にやればいいし、他人がとやかく言う事でもないと昔から思っている。ただ子供がいる場合は別で子供の精神になんらかの影響があるのは確実であり、その覚悟、責任をもって不倫をすべきだろうなぁ、とは思う。この件で私が気になったのは不倫相手の女性を責める人、同罪だ、とか言う人だ。

は?同罪?私は血気盛んな20代の時、お互い酔っ払って裸でバスタオル1枚でシングルベッドで寝た事があるが手を出してはいけない人だったので何もしなかった。性交渉は男性がしかけないと絶対に出来ないのだ。もちろん女性側が触ってくる事だってある。それでも拒否すればしないで済む。不貞行為というのは男性が能動的に行っているものなのだ。女性の心理も書けるのだが長くなるので割愛。で、事務所で30回以上性交渉していたのがラストは便所ばかりで15分。そりゃ傷つくだろ。っていうか現実に気がつくというのが正しい言い方かもしれない。不倫を能動的にする男は女性側に「不倫を悪い事ではない」と思わせる(洗脳とも言える)技に長けている。なんに女性側を責めるだけでなく、週刊誌に売った事さえも具体的出して攻めた人もいた。へ?普通そこまでするって余程の事があったんだろうなぁ、と思うのが先じゃないか?こういう人は自分の脛に傷持っていて、自分の(過去、現在未来)の相手へ「お前は売るなよ!」って公共の電波使って訴えているとしか思えない。人間の話と貞操観念、夫婦関係の話はすべて別。

 

こんな所かなぁ、ひっかかっていたのは。