底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

ステーキ屋松に行って来た

こんな誰も見ないような昔からの名前通りのブログでも、以前「いきなりステーキ」がネットコントロールにお金をかけていた時、感想にしつこく批判が来たことがあった。しかし結果を見るように市場は私の方を味方したわけで私が正しい事が証明されたのだが、同じような業態でもどれだけ「いきなりステーキ」と違うのか。比べてみないと不公平だと思い、松屋フーズが展開する表題の店にいってみた。

 

表に券売機があるのだが、私はデジタルクーポン&Pay払いをしたかったのだがこれがなかなかできない。画面表示に「次へ」「支払いへ」等の規定文言が無いのだ。何度もやり直しているうちに後ろには5組ほどの行列が。謝りつつ仕方ないので現金で払って入店。

店内は小綺麗で立ち食いだった「いきなり・・・」とは違い座る方式。ご飯、サラダ&スープが食べ放題で、ご飯のみ店員さんに頼む形で残りはバー的な所に行く。同時入店だとなかなかサラダが進まないが店内が狭い=客数に限界があるのでそんなに待つほどではない。当時キャンペーン価格の松ステーキ200g900円を頼む。

ものの数分で熱々の溶岩プレートに載って肉登場。

(ぶ、分厚い・・・)

スーパーで買う薄い肉ではない。分厚いのだ。俵型というか。これぞステーキだ。さっそく切ってみる。

(え?これは・・・)

レアというより、ほとんど生ではないか?というほどの赤さ。そうか、溶岩プレートで自分で焼くのだな。急いで全部を適当な厚さに切り分ける。そして赤い部分を溶岩プレート側にする。その作業が全てすんだ時にいい感じの焼け具合になっていた。早速実食。

(うまい・・・そして柔らかい・・・)

私は元々高額な国産のサシの入った柔らかい肉よりも赤味が好きだ。しっかり肉の味がわかる歯応え。「いきなり・・・」の時のゴムのように切れない肉ではない。

ソースも何種類かあるが、肉が美味しい為にそんなにいらない。夢中で食べているとふっと心配な事が浮かんだ。

(今は美味しいがこのまま溶岩プレートで熱せられて肉が固くなったら美味しくないなぁ・・・)

と。しかし、そんな心配は必要なかった。

なんと、まだ赤味がほんのり残っている状態で既にプレートが保温状態になっているのだ。だから肉が焼けすぎる事がない上に冷めて固くなる事もない。

(この適温にするのに試行錯誤したんだろうなぁ・・・)

と嬉しくなる。置いたままだとガチガチに固くなるため、野菜の上に避けておく「いきなり・・・」とは大違い。

また、専属ホールが1名の中高年の女性だったのだが、この方の接客が良い。挨拶も気持ちいいし、テキパキ。

 

とても気持ちよくステーキが食べられたのでした。

そりゃ、「いきなりステーキ」は駄目になるなぁ、とコロナ渦でオープンしても繁盛している店のやり方を見たのでした。