底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

ホームレスへの取材記事、まだ炎上長引いている事について

ホームレスを長く支援している人、元極貧生活だった人、人権擁護派の人。様々な人がPRとして記事、電通、人を見下しているという内容での批判を上げている。皆が俯瞰して人権とは、ホームレスとは、という事を語っている。この記事を書いた人は池澤あやかというマルチタレントだ。

私がもし今こんな美人で若い子と1日いれて話ができるとしたら。

それだけで嬉しい。

自分の立場の事は自分で毎日責めている。社会を責めてもどうしようも無い。しかも自分よりも下を見て見下して溜飲を下げる事も出来ない。自分が底辺なのだから。そんな精神的にもズタズタの時にこんな子が近寄ってくる。バカじゃないので対等な相手として見られていない事などわかっている。それでも幸福の時間だと思う。

 

確かに、ベースとして差別問題、貧困問題はある。しかしこの記事がそれを助長する程の力も無いし、逆に感銘を受けるような人は先の問題など理解しようとも考えようともしていない。つまり、この記事は

・仕事として金銭を得た池澤あやか

・宣伝となる事務所、広告会社

・デートできたホームレス

・何かしらグッドな事を考えるだけで自分がいい人間だと思いたいバカな恵まれた生活をしている人達

全てが得をしているのだ。

 

底辺の当事者に「現在」なればわかる。こんな若い美人がかまってくれる事の嬉しさ。この現在底辺というのがポイント。今の自分が見知らぬ保育園児から

「先生、(あの人=私の事)バカ?」

って指さされたり。小学生から学校の窓から顔を出して

「ば~か!」

って馬鹿にされたり。そんな経験を今現在しながら生きている底辺の人間の気持ちがわかるだろうか。ぶっちゃけ子供になに言われた事が悲しいのではない。彼らに吹き込んでいるのは親であり、その親は当たり前に結婚していてその子供が私に言っているのだ。しかもこのエリアは基本所得が平均を超えている人が多い。私が夢見た生活をしている家族全体が私をバカにしている、見下している。そんな経験を毎日しているのが私、底辺くんなのだ。そんな底辺層を色眼鏡で見ようが、表層だけ理解したつもりでいようが。女性と話をする機会など無い存在としては取材に利用されようがコンタクトがあることはとても嬉しい。何年も若くて美人な女性と話をした事がなく、話し方も忘れてしまった。そんな存在が現在の私、底辺くんだ。

 

なのでね、俯瞰して正論もいいんだけど。ほんのひとときの癒やしぐらい欲しいよ。という斜め下からの意見でした。

 

追記

よくネットに上がる警察官にわけわからない因縁をつけて暴れている人

接客業の方に高圧的にずっと対面でクレームを言い続ける人

役所等窓口で大声で文句を続ける人

大概こういった人達は高齢の男性だ。この人達は大声で怒鳴っている内容に対する正義、信念など無い。根底にあるのは「人とコミュニケーションが取りたい」だ。それほど孤独であり、自らの判断能力、理性が吹っ飛ぶ程孤立してしまっているのだ。私も同じだから良くわかる。そうした底辺に人間すれば自らのブランドの為であっても話しかけてくれる若くて美人の女性は天使。その視点無くホームレス支援、人権擁護など片腹痛い。