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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

ミス東洋英和アナ内定取り消しについての、大人の罪

11月10日発売の週刊現代で、東洋英和女学院大のミス東洋英和2011に輝き、雑誌「JJ」の読者モデルも務めた笹崎里菜さんがホステスのアルバイトを理由に内定を取り消されたとして、日本テレビを提訴した、と報じている。

 

これ、日テレが悪いわけじゃなくて、彼らは対ユーザーに直接触れるメディアとして、世間一般の反応に対応しただけ。そう、職業差別をする人達の声だ。

もちろん、それなりの教養があれば職業で人を差別することなどない。しかし、日本は太古の昔から差別社会。何かしら自分よりも下、ということを思わないと気が済まない人達は潜在的に多く、もちろん、そういった人達は自分達よりも上にいる、と思われる人が自分達の価値観で不当だ、という事になるとトコトン叩く。例えば嫌韓とかの人は日本社会のヒエラルキーで下層の人が多いのもそのため。その昔はこういった人達は発言力もないし、権力も無いので無視すればよかった。しかし、ネットの普及によって、こういった人達の発言力はかなり強くなった。というのも、彼らはかなりしつこく、ねちっこいので、1000対1の関係であっても容易に覆す事が出来るパワーを持っているのだ。複垢をつかって、四六時中ネットで同じ批判を繰り返す、という暇がある。

水商売は風営法がある以上、一般の仕事と比べるのは違うのかもしれない。それはわかる。ただ、働いている人間に対する批判は別だ。何も犯罪を犯しているわけでもなく、職業で人間性が決まるわけでもない。そもそも、職業で人間自体を差別する基準がいまいち曖昧だ。これは差別する人によって結構違う。つまり、一貫性がなく、個人的な好き嫌いをネットという公の場で高々と主張しているだけなのだ。

 

こういった差別主義者の存在によって、日テレのアナウンサーという多分日本一狭き門だろう内定を取り消される若者を生んでしまうとは、なんという罪深い社会なのだろう。格差社会が進む今、更に差別の連鎖は続いていく。自己の存在が沈み込むのを防ぐためには下を作るしか無いからだ。

 

どうしたらいいのかね。