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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

中年の引きこもりの人間性ついて

底辺日記

ども。底辺くんです。

表題の件、よく言われるのが大体

①自分へのこだわりが強い

②プライドが高い

③自己承認欲求が強い

④自己主張(コミュニケーション力)が弱い

という内容。サラリーマンなどの雇われ業務に従事する場合、この①~④すべてを兼ね備えていると就職も勤続し続ける事もかなり難しいと思う。しかし、①~③だけであれば、ベンチャーの経営者に多いタイプとも言える。であれば、④と業務スキルを磨けば優秀な経営者になれるのだろうか。問題はそう簡単ではない。

 

例えば、ネットで事ある毎に自分が嫌いな対象についてクソミソにわざわざ人目につく場所で書き込みをする、就労して家族もいる中年は多い。彼らも①~③がとても強い。ただ、私は社会ヒエラルキーの上層に人間でそういった行為をする人を知らない。もちろん、ゼロではないだろうがかなり少ないと思う。やはり、公の場で匿名で誹謗中傷をする(出来る)人間は社会ヒエラルキーの中~下層が多い。では、上層の人間は①~③が弱いのか。ベンチャーの経営者の例でも言ったが、サラリーマンでも実は変わらない。十分強い。ではなぜ彼らはドロップアウトしないのか。それは単純にTPOで自分を隠し、時には別人を演じる事が出来るスキルがあるからだ。つまり何が言いたいか、というと、誰もが①~③は持っている、という事実。ではなぜ、ひきこもり中年の場合だけが当人のあり方を問題視するような記事が多くなるのだろうか。

答えは簡単。引きこもり中年を説明している人が引きこもり中年に接しての事だからだ。つまり、引きこもりだからこそ、①~③をある程度隠す事が当たり前の人よりも際立つのだ。

例えば、45歳、就労しており、妻と子供がいて、35年のマンションローンがある、精神的に健康な男性と色々話をすると、人生にしがらみが増えてしまって、様々な選択がそのしがらみを含めて彼個人を形成している事がわかる。①~③は当然持っているが、会社だけではなく、プライベートでもしがらみによってそういった欲求を抑えるスキルが自然と身についている。もちろん、それはストレスにもなるので、違う所で発散して精神の均衡を保っている。

では、同じく45歳でも親と同居している引きこもりの場合はどうだろうか。親以外にしがらみが無いので、どんな選択も自分だけの関係になる。①~③を隠す必要性が現状無いので、素直に出す。しかし、それらは抑える事が当然のスキル、と思っている多くの社会人からは「性格に難あり」と思われてしまう。

 

引きこもりは社会から隔絶され孤立しており、毎日孤独に蝕まれている。そんな中で生きていられるのは、①~③が一般就労者と同じ、というか人間として持っているからだ。これがかけてしまったら自殺を選ぶ事となるだろう。一般人と同じレベルのこだわりだが、個人に付随するしがらみが少ないため、際立ってしまうのだ。まだ住む社会が狭い子供時代、①~③がどうだったか、を想像してもらうとわかると思う。引きこもりは中年であったとしても、その孤立と孤独によって①~③が子供のように素直になっているだけだなのだ。

 

なので、引きこもりは本人の性格に問題があるという事がすべてでなく、誰でも引きこもりになる可能性がある、という事であり、当事者としてその問題を考えてこそ、「引きこもる大人」という問題の根源に迫れるのだ。

 

ま、引きこもり中年の私が言っても自己弁護っぽいかな。あ、④の問題はまた別の機会に。