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底辺の見方、上からの見方

日本社会の底辺層のモノの見方、ちょっと上の層のモノの見方のお勉強

2015年最初のクールのドラマまとめ

芸能

今期の地上波ドラマがひと通り出揃ったので、私が見続けるモノ、そうじゃないモノをコメント付きで大発表!(NHKは見ない)

 

見続ける

・デート

リーガル・ハイ」シリーズの古沢良太が脚本を手がける月9ドラマ。コミュ障で結婚出来ない女とニートで結婚出来ない男との出会いと今後をコメディタッチで描く。初回は古沢良太独特の文字の多いセリフが多かったが、毒がなく拍子抜けだが、今後に期待。今後、毒が描かれないドラマ、と判断したら見ないリストへ。

 

マジすか学園

AKBの名前を聞くだけで「ブス、嫌い、秋元康の犬」と決まったことしか言わない人は見ない方がいい。私はDDなので見続ける、というより楽しみ過ぎる。

 

・○○妻

家政婦のミタ」の遊川和彦が脚本を務める二匹目のドジョウ狙いのドラマ。それだけにビッグバジェットで、主演の柴咲コウだけでなく、背景の怖い黒木瞳、ジャニーズの重鎮、東山紀之まで揃えた布陣。絶対に失敗出来ないドラマである事がわかる。今の所、そのプレッシャーの中で描かれているのは法的結婚はせず、契約結婚を選択する妻、という事だけで、イマイチ惹きが弱い。というのも、「ミタ」の時は家族がそれぞれ問題があり、それを次々驚くべき手法で解決する、という連続性と的が移動する事で飽きさせない脚本だったのだが、本作は2話終わってもまだ主人公の謎の問題だけ。正直、他人の家庭(夫婦)の問題になんて興味無い、という雰囲気になってしまう。勝手にやってよ。あんな美人で何でも出来る妻なら別にそれ以上何を求めるの?と。セリフも平凡。3話終わってこのままだと見ないリスト入り。

 

・DOCTORS

エロ神の沢村一樹が主演だし、高嶋政伸がコミカルな演技をするので、同局の「ドクターX」のような、内容の無い予定調和な医者ドラマと思ったら大間違い。前作は病院内の問題が多かったのだが、今回は結構現代の医療に関わる問題を周辺含めてズバッと切ってくる事がある。コメディタッチな演出とシリアスな演出の落差。次々と現れる現代の医療問題。どこまでタブーに挑戦し続けられるか、が鍵。

 

ワカコ酒

アクション女優の武田梨奈がアクションではなく、一人で酒を飲むだけのドラマ。松重豊の「孤独のグルメ」と演出がかなり似ているが、内容も予算もこちらが薄い。ただ、それでも武田梨奈ってこんなに可愛かったっけ?と思うような、見ているだけで幸せに感じてしまうのは、多分私が孤独だからのフィルターだろう。酒が飲みたくなる。予算が増える事を期待。

 

・問題のあるレストラン

第一話見比べだと、今期一番。脚本は近年「Mother」や「それでも、生きてゆく」とヒエラルキーの底辺層の心情を丁寧に描いてきた坂元裕二。脚本演出共々素晴らしかった。多い出演者のキャラ分けが短時間にはっきり、嫌らしくない形で出来ているのも流石。既に2話も放送済みだが、毎回光るセリフがある。ちょとするとネットで流行っているような「あなたに重要な6つ事」的な会話になってしまうようなセリフを、真木よう子の初回のインパクトあるキャラ付けのお陰でさらっと入ってくる。その計算、見事としか言い様がない。

 

ウロボロス

小栗旬生田斗真という主役級二人を揃えたにしては行動要因が孤児院時代の一人の女性の死、という、その執念ぶりが付いていけない設定。見ているこちらからすれば、主演二人のサイコパスぶりの方が問題であり、この二人を捕まえる刑事を主役にすれば?と思ってしまう。一応、警察組織の闇的な、社会共通の敵も用意しているが、現実問題として、警察自体信用されている組織ではないので、上層部とか言われても、という感はあり。このままだと見ないリスト入り。ここ最近のドラマでシリアス演技への転向が成功した上野樹里が好演しているだけに勿体ない。

 

山田孝之東京都北区赤羽

ドキュメンタリー風ドラマなのだが、面白すぎる。既に2話目も放送しているが、ラストは酔っ払った一般人のおっさんに山田孝之が無茶苦茶叱られるシーンで終わるというシュールぶり。テレ東はほんと、低予算でチャレンジするよなぁ。

 

見ない

 ・警部補 杉山真太郎 吉祥寺署事件ファイル

谷原章介が主演する1話完結の刑事ドラマ。妻が亡くなり、子供3人を抱える敏腕刑事の谷原章介が、子供との時間の為に刑事を辞めて就職活動をするが、なかなか刑事を止める事ができず、事件を解決する、という感じ。頑張るシングルファーザー的なドラマにしたいのか、事件なのか、的が絞れず、吉祥寺もタイアップ的に無理やり使われるぐらい。なので、なぜ主人公が敏腕刑事と言われるのか劇中ではまったく不明。どちらかというと、藤田まことが演じるような人情刑事的雰囲気。なので、無理やりセリフに「敏腕デカだった」という同僚のセリフが何度も出てくる始末。色々な要素をぐちゃ、とまとめたら収集付かなくなった風。

 

・まっしろ

近い将来、自由診療制度になり金持ちしか相手にしない病院が出来て、その中の介護士同士の話、という前提なのだが、初回に田舎の病院からその病院に転職する事になった主人公(堀北真希)が「金持ちの患者と絶対結婚するのだ」的な発言をした時点で既にやばかった。介護士(ナース)がコスプレのような衣装で甲斐甲斐しく奉仕をする。それが売りの病院、との事。その設定自体が古すぎる。奉仕をサービス、と考えればまだ我慢出来るが、であれば男性(イケメン)介護士も必要であり、GLBTも揃えるべきである。女性だけ、というのが昭和の男尊女卑の発想すぎて一体何をテーマにドラマを作っているのかわからない。まさに、頭の中が「まっしろ?」と聞きたいぐらいだ。

 

・残念な夫

若い夫婦で赤ちゃんがいる人なら共感するのだろうか。その層をピンポイントで狙った勇気はすごいが、夫婦のあり方は人それぞれ。夫が家の事や赤ちゃんの事に疎く、結婚前に美しかった妻が子供が生まれたら外見を気にしなくなった、など、漫画のようなステレオティピカルな夫婦を玉木宏倉科カナが演じている時点でちょっと無理があるが、残念な夫の描き方(3家族)もかなり行動条件的。家庭不和はもっと複雑で心情的なモノだと思うのだが。今後幸せの形の押し付けになりそうな雰囲気がある。着実に様々な映画、ドラマに出演して実績を積む高橋メアリージュンがまたいい演技をしているだけに勿体ない。

 

・相棒

相手が成宮寛貴になってから迷走していた本作がついにこの形になったか、という感じ。もう、相棒がいない。成宮君が単なる部下になってしまっている。ミッチーの時の方が数倍面白かった。社会への批判も無くなった。見る必要無し。

 

・美しき罠

不倫と仕返しと。昔の昼ドラマ的発想の内容がめちゃくちゃのドラマ。初回見るのも辛かった。

 

・出入り禁止の女

最初の10分で限界だった。設定も脚本も無理過ぎる。ここまで酷いドラマは久しぶり。

 

・怪奇恋愛作戦

めちゃくちゃな演出。脚本。好きな人だけ見れば?という作り手の姿勢が感じられる。最後まで何に対して興味を持てばいいのかわからなかった。なので見ません。

時間があれば

 ・太鼓持ちの達人

実際の会社でよくある面倒くさい人間との付き合い方をゲーム方式で攻略していく、というチャレンジングなドラマ。「こういう人、いるよね~」と仕事終わりの締めにビールでも飲みながら見るのもいい。人を無理やり褒める事が出来ない人には勉強にもなるかも。

 

ゴーストライター

水川あさみの演技が秀逸。これから彼女がどう変わっていくのか、が見もの。中谷美紀の美しさも見るに値する。

 

・銭の戦争

大島優子が出演しているから見ているだけ。出演者全員の動き、心変わり、社会背景描写が雑すぎて付いていけない。展開が強引すぎて、無理矢理。原作が韓国なのでローカライズに失敗、といった感じ。毎回、大島優子が胸を強調したセーターを着るので、それが無かったら切り捨てドラマ入り。

 

・学校のカイダン

神木隆之介広瀬すずが出演しているから見ているだけ。設定的には神木隆之介キュンが広瀬すずを操って、言葉のチカラで人を動かす、という感じなのだが、その言葉の演出、セリフが弱すぎて、こんなプレゼンじゃ他人は動かないよ?という感じ。近年ドラマ内で男から人気のある、制服のある事務員役が多かった石橋杏奈が高校生に復帰しているのだが、子役の頃から演技派の杉咲花も出演し、なおかつ仲間という設定にちょっと無理がある。石橋杏奈は先生、もしくは神木隆之介側の人間にしか見えない。グループ全員を石橋杏奈レベルの女優を揃えればまた違ったのだが。そういった所、やっぱり雑に作られたドラマだなぁ、という印象。切り捨てドラマ入りに片足。

 

・流星ワゴン

数年間共演が続いている西島秀俊香川照之というゴールデンコンビ。西島は相変わらずの演技なのだが、香川が汚い。大袈裟な演技もあの顔の作りで顔芸まで混ぜてくるのだから、ぐいぐい惹きつけられてしまう。正直、夫婦の問題に興味が無いので今後が微妙。

 

 

以上、参考までに。